第115回「１年で売上5倍に！｣オフィス経理屋（現フリーダムジャパン）・村上社長

3,150円(税抜)

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(株)オフィス経理屋（現フリーダム・ジャパン）は九州一の経理アウトソーシング会社｡中小･ベンチャー企業を中心に､様々な会社の会計記帳･給与計算･事務文書作成を代行｡
社内経理コストが３～９割削減でき､会計処理も即日～数日でWeb上でいつでも閲覧できる｡かつ､不明朗な料金を10円単位にまで標準マニュアル化したため､経費節減を考える自営･起業家に大人気｡
代行費用は月２万円～で守秘義務100％｡利用企業は約400社で今も毎月30～50社増加中｡

■2003年追記
事務代行サービスの株式会社オフィス経理屋（福岡市博多区博多駅東一丁目、村上達也社長）は、ネット上で給与計算業務、年末調整、請求書発行発送業務、電子会議などができるオンラインオフィスシステムを開発、四月から販売を開始した。ＡＳΡや市販のソフトウェアと異なり、同社のサーバーに接続しパスワードを入力することで社内情報を共有化できることが特徴。標準機能としてタイムカード機能による給与計算や年末調整などの会計処理サービス、請求書発行・発送サービス、電子会議機能がある。またオプション機能としては経理事務代行サービスがあり、業務については募集・教育した在宅スタッフに委託。ユーザーは契約を結んだ在宅スタッフと同システム上で直接書類やデーターのやりとりをする。また複数の税理士や弁護士、社労士などを月額千円で「オンライン顧問」として登録。ユーザーは登録者の情報を見ながら特定の人物を選択して無料相談でき、税理士などはこうしたやりとりを通じて新規顧客獲得を見込む。サービス名は「経理屋ドットネット」（仮称）。高速通信回線の普及を図る通信各社と提携し、販路拡大を目指す。月額料金はアカウント（入場）料方式で、五クライアント（人）までが五千円。十クライアントまでが八千円。二十クライアントまでが一万五千円。五十クライアントまでが三万円。百クライアントまでが五万円で、通信会社が販売する通信回線サービスとのセット契約の場合、これらから二割を引いた料金となる。また経理代行サービスの月額料金は、年商の三千分の一の金額。同社がその二割を管理料金として徴収し、残りを在宅スタッフに支払う。村上社長は「ネット上に仮想事務所がある感覚。これまで手掛けてきた経理代行業務は在宅スタッフを教育して全面委託し、当社はシステム全般を運営・管理する役割を担いたい。初年度で一万人の顧客獲得を目指す」と話している。同社は一九九五年四月の創業、九八年十二月に有限会社オフィス経理屋として設立。〇一年八月に株式会社に組織変更。資本金一千万円。従業員八人。村上社長は粕屋郡宇美町出身で、一九六九年二月二十四日生まれの三十四歳。県立香椎高校卒。趣味はバスフィッシング。
2003.03.04発行　週刊経済より

■2017年5月追記：現在は以下へ進化
フリーダム・ジャパン株式会社は、英国フリーダム社の日本における独占権を持つ総代理店として2007年事業を開始しました。多くの導入実績とそのフィードバックからなる独自のソリューションを日本企業にとって最適なものにローカライズ。目まぐるしく変わっていく今日の経営環境の中で、ご利用企業様の業務改革に寄与して参ります。フリーダム・ジャパン株式会社　　代表取締役　村上達也

村上社長は香椎高校卒業後､浪人中に家庭教師派遣業を起業｡既存の会計処理に疑問を感じ､独学で税理士試験(一部)､簿記１級､中小企業診断士を取得後､'95年オフィス経理屋を設立｡
数年で顧問先は200社になるが､薄利多売の自転車操業で行き詰まってウツ病になり入院｡悩んだ末に'01年に経営改革を断行したが､意見の合わない社員が全員退社＆取引先も半分以下に激減｡
しかし､サービス内容や営業･インターネット戦略の改革が成功し､昨年10月には東京営業所も開設｡
１年で顧客数３倍､売上は５倍に大躍進した｡税理士･会計士･弁護士等とも業務提携し､中小･ベンチャー企業の経理代行業日本一を目指す33歳の､いかにドン底を克服して復活したかの話。

●上岡氏より
社会人２年目の上岡と申します。この度は、村上社長のご講演ビデオを拝見させていただき、いろいろと勉強させていただきました。
私も現在日商簿記１級の勉強をしているのですが、今一つやる気の起きない毎日です。どうしてもテキストの中身は技術的なものであって、ただ単に覚えてこなすという作業の繰り返しでした。
ビデオの中で村上社長は、最初設立した会社で、税理士さんの機械的な報告よりも、未来的・実践的なアドバイスが欲しかったといっておられました。
この話を聞いて、１カ月ぶりに簿記のテキストを開いてみて今までやってきた考え方を改めました。勉強の内容は覚えて当たり前、あとは如何にその知識をもって、顧客満足度を上げていくのか、ということに気づきました。
まだまだ勉強の足りていない社会人２年生ですが、いつかきっと村上社長のような若手独立起業かになることを、目指して成長していきます。ありがとうございました！

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