第160回「起業後99％の失敗を越えて｣日本一になった吉本起業物語

3,150円(税抜)

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ブログ形式の格安ＨＰ作成・サービス大手。2002年創業で会員数も１万７千社と日本最大。が、電話とメール相談で日本一親切なITサービス企業を目指す。一橋大学卒業→米国留学後、三菱東京UFJ銀行→野村総研でセブンイレブン＋イトーヨーカドーのセブン銀行や野村証券のITシステム構築に従事。が、様々な疑問を抱き、社長一人が孤軍奮闘する中小企業のITサポートをしたいと38歳で独立。ツール販売でなく、ＨＰ・ブログ・メールを組み合わせたビジネスノウハウもサービスする体制を考案。が、すぐに当初の2000万円も底をつき、銀行融資も断られ、個人負債3000万円で毎日190円の素うどん生活。が、日々の努力が実って現在へ。新刊「できる社長はネットで売らない」はアマゾン全国1位に。ノウハウ駆使し、自らもIT中小企業としてジャンル1位に。

★２部は「吉本さんの独立起業物語」。話は淡々としているが、もの凄い信念と行動力の持ち主と判明。野村総研のシステムコンサル時代も、内外約500人を束ねるプロジェクトリーダーを務め、５年前に起業。が、「大企業時代は失敗はなかった。が、起業後は失敗の連続＝試行錯誤＝失敗とは全然思ってない」創業１年目は個人年収30万円。２年目は個人負債3000万円と、客観的には旧知に追い込まれる。が、「落ち込んだこともないし、ダメだと思ったこともない。成功すると思っていた」と、ビジネス上の実力に加え、精神面でも滅多にいない強者。創業時は仕事が取れず、２年目は月１万円の「ＩＴよろず相談」やＨＰ製作で食っていた。が、「どうも違う」と模索していた３年前、富士山に登り、その途中で「ブログdeホームページ」のビジネスアイデアを思いつく。２年前に本格スタートし、サーバーや仕組み構築に7000万円を投入。ユーザー側は初期投資５万円～＋月々5000円の格安ＨＰサービスを開始し、わずか２年で1300社の新規顧客を創る。この低価格サービスにこれだけの投資は他にないはず。「中期的には10万社のサポートを目指す」という。やるでしょうね。この男。食えない時代、奥さんも全然平気で、強力な応援をしてきた。「起業後はイイ意味で失敗＝チャレンジの連続。試みの９割は失敗する。そんなもんだと腹を括る覚悟＋パートナーは非常に大事」参加者も、講演後の話が止まらない。午後10時半の終了後も残っていたメンバーで気合を入れました。

■参加したサミット福岡・平良社長のメモ
１１月２７日　九州ベンチャー大学：あきばれネット吉本社長に行ってきました。以下は僕のメモ書き。
*お客さんの売上が上がる事が、自社の売上が上がることに繋がる仕組みを考える
*社長である自分の給料は年商の１０％と決めている
*苦しいときも「いつか自分はエベレストの頂上に登れる」と信じて疑わなかった
*家族の理解を得る事　これは起業するにあたって重要　奥さんが楽観的　もしくはハンパな夢は最初から見せない
*４０歳の誕生日に富士山に登ってビジネスブログのヒントがひらめいた
*知らせない罪　自分達のノウハウをしらせないのは罪である
*お客さんの役に立ちたいと心の底から思う
*恵まれている自分を世の中に還元する
*世の中で困っている中小企業の役に立つ
*情報の伝え方が上手いかヘタか？　「今すぐ売ってくれ！」とお客に言わせる
*あなたのＨＰはお客さんの立場で見て「問合せ」をしたくなるか？
*あなたのＨＰはお客さんが聞きたい事を書けているか？
*お客さんが聞きたい事である。こちらが言いたいことではない。
*お客さんは商品が欲しいのではない。情報が欲しいのである。
*ＨＰを知らせるのは「検索サイト」か「広告」か「リピート」しかない *大企業＝失敗しない文化　独立＝失敗の文化失敗の連続から成功を見つける
*小さい失敗（小額のコスト）を続ける「あきばれブログ」古参の会員としては、初心に還ってコンテンツの充実に励みます。
ありがとうございます。