TV版第9回:「明太子のふくや」川原社長

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明太子は博多を代表する名産品だが、今や製造メーカーは全国に200とも300とも言われる。この明太子を日本で初めて製造販売したのが、「ふくや」。
明太子の国内市場は約1300億円。その中で「ふくや」は年商約200億円弱を売り上げる。

他のメーカーと大きく違う点は、卸売りをしないこと。直営店と通信販売のみで、店鋪は福岡を中心とした40店と、東京では浜松町のみ。
空港や駅でも「ふくや」の明太子を見かけるが、おれはあまりに「ふくや」の指名買いが多いために、各店が「ふくや」の店頭で買ったものを二割上乗せして売っている。

また、特筆すべきは、特別な広告をせずに通販のみで年70億円売り上げていること。過去の店頭購入者にDMを出すだけだが、単品の通販でこれだけの売り上げを上げる会社は全国に少なくない。

川原は、昭和25年、韓国から両親が引き上げ後に開店していた中洲市場生まれ。高校時代から空手に没頭。空手部の先輩がいる大阪の運輸会社で港湾労働者の現場監督になろうと思っていた。

しかし、兄が福岡シティ銀行に勤めていた関係で銀行の面接を受けさせられ、最下位の成績ですべりこみ入社。当時は西のはずれの荒江支店に配属。ここで、本領発揮、めざましい業績をあげる。

昭和55年、父が病気で「ふくや」に転職。当時は店は大繁盛、だが接客は最悪状態。このままではダメだと、従業員教育に力を入れる。
その後、多店鋪展開、通販システムの構築。一見順調に家業を継承してきたようにみえるが、大失敗もあり、会社が潰れるのではないかと、何度も夜中に飛び起きた経験も有り。

危機をチャンスに変えてきた苦労話や、これからのふくやを語る。
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