第108回 福一不動産・古川社長「リストラで独立。3年で300%成長」

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福一不動産は、一般には無名の小さな街の不動産会社。しかし、中洲と近隣地区ではこの3年で急速な成長を遂げ、先日はその活躍ぶりが西日本新聞でも大きく紹介された。
事業内容は、店舗・事務所・住居の賃貸斡旋、管理、売買。

昭和37年宮崎県出身。大分工業大学を卒業後、マンションデベロッパーの朝日住建に入社。企画開発・営業で頑張るが、バブル崩壊と共に会社の業績も激減。
平成7年、福岡支店の時にリストラ退社(会社はその後倒産)。「明日から3000万円になる物件を今日中に5000万円で売る」ような詐欺的商法に絶望。組織の限界を感じ「もう客を騙すようなことはしたくない」と脱サラを決意。
社員ゼロの休眠会社に入社し、営業権を買い取って社長に就任。
当初は知名度もなく低迷していたが、'97年のランチェスター経営'98年やずや創業者矢頭氏の教えで開眼。
小さいながらも毎年増収増益を続け、この3年で年商は約3倍に発展。その地域戦略・ハガキ戦略・セミナー集客戦略・感謝は態度で示せ戦略は、全国誌や各種マスコミにも度々取材されている。
現在は毎朝5時半に出社。今年は前年比200%を見込む、小さな巨人の脱サラ奮闘物語。

※2007年現在、この当時の2倍の粗利年2億・経常利益も数千万・地域シェアは9割へ大躍進!
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